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ミス・ブール記念ホーム 介護福祉士

今まさに社会福祉法人聖ヨハネ学園というステージで活躍している先輩スタッフの生の声をお届けします。仕事内容や魅力、やりがいなど語ってもらいました。

介護福祉士/中西智晴さん

ミス・ブール記念ホーム

「これが私の仕事」
ご利用者が大事にされてきたことや習慣を今まで以上に大事に考えることが介護職の役割だと思っています。お一人おひとりのご利用者にあった介助方法を考え、気持ちよく快適に過ごしていただけるように生活面のお手伝いをしていますが、もう一方で、ご本人が得意なことやお好きなことを見つけることを大切に考えています。昔のお話をされているとき、編み物をされているとき、料理を手伝ってくださったり、お好きなものを食べているとき等、そんな時は穏やかな笑顔や得意げな表情を見せてくださいます。今後もそういった表情を見せていただけるように、お一人お一人と向き合わせていただきたいと思っています。
 
「この仕事を選んだ理由」
最初から福祉の仕事を志していたわけではありませんでしたが、大学を中退後、フリーターをしていた時期に自分がこの先何をやりたいのかを考え、福祉の学校に通うことに決めました。中学生の頃に家族が入院し、献身的な看護を目の当たりにした経験が選んだ理由として大きかったように思います。福祉の専門学校に決めたのは、医療・福祉の仕事の中で2年間で資格がとれるという理由でした。また、現在の職場は、専門学校での実習施設で、家庭的な雰囲気を気に入り、週末のアルバイトを経て入職を希望しました。
 
「一番嬉しかったエピソード」
入職1年目に「あの子にオムツの交換をしてほしくない」とご利用者の方から言われ、落ち込んだことがありました。ご本人からはっきりした理由は聞けませんでしたが、仕事の早さや手際の良さを気にして作業的になっていたのかもしれないと思いました。その後、少しずつ関わりを増やす中で「ありがとう。柔らかい表情になったね。これからもよろしく」とおっしゃっていただき、苦手だと思っていたご利用者でしたが、会えることが楽しみになっていったことを覚えています。今でもあの時の経験がご利用者と関わる時間を大切に感じさせてくれています。
 
「自分が大切にしていること」
仕事面についても、ご利用者との日常的な関わりや、ご利用者に簡単な料理を行っていただくパーティーの企画、後輩職員への研修企画など、働き出して得たやりがいや楽しみもあります。もちろん、うまくいかないこともありますが、職場には相談できる仲間もいます。仕事の日はあわただしく一日が終わりますが、その分、休みの日は自分の趣味や友達との時間を大事にしています。通勤にバイク通勤していることも、気持ちを切り替える大切な時間にもなっています。仕事を精一杯頑張るからこそ、自分の好きなことや好きな時間を見つけることにもつながっていると思っています。
 
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