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うの花療育園 保育士2

今まさに社会福祉法人聖ヨハネ学園というステージで活躍している先輩スタッフの生の声をお届けします。仕事内容や魅力、やりがいなど語ってもらいました。

保育士/村田 正世 さん

うの花療育園

「これが私の仕事」
発達に課題のあるお子さん達が通う園ですので、手洗いや排泄等の身近な生活援助から、遊び等を通しての身体の使い方や、大人やお友だちとの関わり方等、様々な支援をしています。生活動作一つでも、お子さんによってそれぞれ課題が違うので、適した支援方法を他業種の職員で話し合い、日々の療育に活かしています。
また、保護者支援も大切な仕事です。懇談や参観等、お子さんのことを一緒に話し合い、嬉しいことや悲しいこと等気持ちを分かち合うことで、家庭と園でよりよい支援ができると考えます。

「この仕事を選んだ理由」
これまで成人の障がいのある方の通所施設にて働いており、その楽しさから、スタート地点である療育に興味を持ちました。大人になってからどのように過ごしていくかを知ったうえで療育に携わることにより、将来に対しても少しだけ見通しが持てるのではと思いました。うの花療育園に配属になり、実際に子どもたちに関わる中で、日を追うごとに多くのことを経験し吸収していく姿を見て、無限の可能性を感じました。子どもたちが将来、生活する中で困ることが少しでも減ることを願って、大切な時期を一緒に過ごしていきたいと思っています。

「一番嬉しかったエピソード」
1年間のお子さん達との関わりの中で、4月当初は自分だけの世界で遊ぶことが好きだったお子さん達が、少しずつ担任を意識し、抱っこ等のスキンシップを求めるようになりました。大人との関わりが増え、人に興味が向くようになったことにより、お友だちを意識するようになりました。クラスでの活動にも積極的に参加する姿も見られるようになり、大きな成長を感じました。大変なことも多いですが、一緒に遊び、お子さん達の笑顔を見られることが楽しく、毎日違った感動に出会えることが嬉しいです。

「異動してのメリット」
入職時はミス・ブール記念ホームに配属になり、介護福祉士として勤務していました。認知症の方との関わりの中で、行動の中にどの様な思いがあるのか、どのように受け止めたらよいのかということを学びました。発達支援においても、様々な方法で思いを伝えてくれるお子さんの気持ちを応えることが大切であり、高齢者支援で培った経験が役立っています。命の始まりから最期の時まで寄り添った支援ができるのは、多様な施設を運営している法人ならではのメリットだと思います。
 
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