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聖ヨハネ学園 児童指導員

今まさに社会福祉法人聖ヨハネ学園というステージで活躍している先輩スタッフの生の声をお届けします。仕事内容や魅力、やりがいなど語ってもらいました。

児童指導員/藤原大輔さん

児童養護施設 聖ヨハネ学園 

「これが私の仕事」
家庭内における様々な事情で、保護者と離れて生活する2~18歳の子どもたちと共に過ごし、家庭復帰、または自立へ向けた支援をしていくお仕事です。楽しいときはもちろんのこと、辛いときも一緒に寄り添い、共に乗り越えて行くことで、子どもたちと関係を築いていける喜びがあります。私は現在、小6~高3の男の子が一緒に生活するフロアを担当させていただいています。子どもたちと向き合うこのお仕事は、正直難しく、大変なことも多いですが、尊敬する先輩方に支えていただきながら、日々精進しています。また、なにより子どもたちとの関わりの中でたくさんの発見があり、そのたびに自分自身が成長させられる素晴らしい仕事だと感じています。
 
「この仕事を選んだ理由」
大学時代、心理学の勉強をしており、講義の中で児童養護施設の存在を知りました。ヨハネ学園で学習ボランティアの受け入れがあることを知り、お手伝いをさせていただいたのがきっかけです。一喜一憂しながらも、子どもたちのことを一生懸命考え、日々向き合い続ける職員の方々の姿を身近で見させていただき、感銘を受けました。「大変だろうなぁ・・」と思いつつも、やりがいや大きな喜びは間違いなく得られる素晴らしい仕事だと信じ、この仕事を選びました。間違っていなかったと思う今日この頃です。
 
「一番嬉しかったエピソード」
現在中学3年生の男の子が、私がボランティアで学園に来ていた頃(当時小6)のことについて、覚えてくれていたことです。一緒に遊んだことや、勉強したこと、悪さをしてしまった時のこと・・などを恥ずかしがりながらも振り返ってくれました。小さなことかもしれませんが、お互いに成長を確認しあえるこの瞬間に出会えたことで、仕事を通じていろいろな経験を積んでいくことが楽しみになりました。先輩方がおっしゃる「児童養護施設に勤める魅力」をほんの少しだけ味わえたような気がしました。
 
「自分が大切にしている事」
「自分らしさ」を見失わないように心がけています。2年目の私にとって、子どもたちとの関わりで、迷うことや困ることはたくさんあります。そんな時は、まず自分を信じ、自分らしく対応することにしています。ヨハネ学園には素晴らしい先輩方がいらっしゃるので、心配になったときには相談させてもらうようにしています。焦らず、背伸びせず、今の自分にできる最善の関わりを日々積み上げていくことをこれからも大切にしていこうと思います。
 
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