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おしらせ

おしらせ

実体験から得られたこと

2018-06-28
今回の大阪北部を震源とする地震により、亡くなられた方に謹んでお悔やみを申しあげますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申しあげます。
 
高槻市内では、今なお屋根にブルーシートを被せた家々が多く存在し、光でもご利用者ご家族や職員の自宅が被害に遭いました。
光では、ここ数年をかけて大規模災害時の食事提供の継続を想定し、備蓄や提供訓練を重ねてきました。様々な食事形態に対応する食品、熱源が使えないときのためのカマド等を購入していました。
しかしながら、今回の地震では食事提供とは違った問題が発生しました。
まず水道が濁りました。食事に関しては備蓄しておいた保存水を使いましたが、口腔ケア、整容、排泄ケア、お風呂代わりの清拭など、介護には想定以上に「きれいな水」が必要でした。
給水所では「一人6Lまで」という決まりがあり、大人数が生活している施設は想定されていませんでした。
また、エレベーターの停止は3階建ての施設が分断されるという事態を招きました。
どちらも二日目の夜には解消されましたが、ご利用者のストレス、職員の負担は相当なものでした。地震の規模が大きければ、そうした負担も長期間続くことが想像できます。
 
今回学んだことをしっかりと活かし、マニュアルの改訂、備蓄品の改善につなげたいと思います。
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